「このアニメ、ただじゃ終わらないな」──第1話の時点で、そんな予感がしてました。
怒り、迷い、覚醒、裏切り…『桃源暗鬼』のアニメって、感情が“暴れる”音が聞こえるんですよね。
でもふと冷静になると、こんな疑問が湧いてきませんか?
「これ、いったい原作のどこまでやるつもりなんだ…?」
今回は、その“戦いの行方”を、原作の構造と感情の設計から読み解いていきます。
✔️原作範囲: 京都編〜四天王戦編(7〜11巻前後)
✔️初回放送日: 2025年7月11日(金)〜
✔️アニメ制作: パッショーネ(監督:高松信司)
桃源暗鬼アニメは何クール?全何話?
「このアニメ、1クール?それとも2クール?」──僕も最初そこ、すごく気になってました。
いやもう、始まった瞬間から空気感ガッツリ濃いのに、これが12話で終わるわけないだろ…って思ったんですよね。
✔️配信: ABEMAで金曜24:00〜無料先行配信あり
✔️クール数: 連続2クール(全24話)と公式発表済
2クール(全24話)で間違いなさそうな理由
放送開始前から公式Xで「連続2クール」と明言されていて、
Blu-rayも全6巻構成──ってことは、1巻4話で全24話ということになります。
しかも、ABEMAの無料先行配信やNetflixなどの大型配信対応…
…もうこれは、“長期戦モードで暴れる準備”はできてるってことですよ。
一部で1クール説も…どう違うのか?
とはいえ、一部では「1クールで様子見かも」なんて声もあります。
たしかに現状では「1クールです!」と明言はされてないけど…
それだと物語が駆け足になりすぎて、“感情の芽”が咲ききらないまま終わる可能性があるんですよね。
練馬の対決も、雪山修行も、“まだ始まったばかり”なんです。
だから僕は、もう祈るような気持ちで24話を信じて観てます。
お願いだから…ちゃんと最後まで暴れてくれ。
原作のどこまで描かれる?各編の区切りをチェック
「え、ここって原作の何巻分…?」
アニメを観てると、ふとそういう“巻数の距離感”が気になってくること、ありますよね。
特にテンポが良い作品ほど、「どこで区切られるのか」が気になって仕方なくなる。
僕はもう、展開に感情が乗ってきた頃に「えっ、ここで終わり!?」ってならないかソワソワしてます。
・1クール:第1巻〜第5巻(京都編・雪山修行)
・2クール:第6巻〜第11巻(四天王戦編〜終盤)
✔️原作の続き: 第12巻以降〜東洲斎写楽編に突入(現在25巻まで刊行)
1クールなら「京都編」で一区切り
もしアニメが1クール(全12話)構成だった場合、おそらく京都編(5巻前後)で一旦の区切りがくるはず。
この章では“仲間との距離”が一気に縮まり始めて、ロクロの“選択”もグッと重みを帯びてきます。
個人的に「雪山修行」のエピソードは刺さりまくりで…
あの静けさの中に、感情が剥き出しになってくる演出──たぶん、アニメで観たら心に雪崩起きるやつです。
2クールなら「四天王戦編」まで到達か
2クール構成であれば、物語は「四天王戦編(6〜11巻)」まで一気に駆け上がるはず。
この辺から「覚醒」「裏切り」「過去との決着」といった感情の濃度がグンと上がってくるんですよね。
矢颪や帆稀、そして右京たちの想いや葛藤──
感情の“ぶつかり合い”が始まって、誰かを救うために誰かを壊す展開も出てきます。
もう、「目が離せない」とかじゃなくて、「心が離せない」領域に入ってくるんです。
章構成の変化からも読み取れること
ちなみに、原作の12巻からは「東洲斎写楽編」に突入。
物語がより大きな組織や思想に巻き込まれていくフェーズに入っていきます。
つまり──今描かれてるのはまだ“準備段階”。
言ってしまえば、「導火線に火がついたばかり」って感じなんですよ。
どこで一旦区切るにせよ、アニメはその“火花の最初の瞬間”を見せるためのもの。
その意味で、アニメ版『桃源暗鬼』は「感情の起爆装置」だと思ってます。
原作派は何巻から読めばいい?アニメ視聴後のガイド
「続き、気になって眠れない…!」──わかります。
僕もアニメ観てるうちに、「この勢いのまま原作に飛び込みたい!」って、完全に感情が前のめりになったタイプです。
・1クール終了後 → 原作第5巻・第41話『積み上げた時間』から
・2クール終了後 → 原作第12巻・第94話『写楽』から
✔️電子書籍: 各巻はebookjapan・Kindle・BookLiveなどで配信中
1クール終了後→原作5巻から
もしアニメが1クール(12話)で終了するなら、続きは第5巻の後半、第41話『積み上げた時間』から読むのがベストです。
ここからは、仲間同士の“信頼と裏切り”、戦闘の“駆け引きと覚悟”が一気に加速していきます。
正直、ここからの展開は「アニメでは描ききれない“感情の濃さ”」が詰まってるんですよ。
僕はこのへん、原作で読んでて深夜3時に泣きました。…いやほんとに。
2クール終了後→原作12巻から
2クール全24話を観終えたあなたには、原作12巻・第94話『写楽』からが次の扉。
ここからいよいよ「東洲斎写楽編」に突入し、世界観のスケールも“敵の深み”も大きく変わっていきます。
キャラたちが背負ってる“過去”や“思想”が交差して、誰の正義も、簡単には否定できなくなる──
そんな物語の重さが始まるタイミングなんです。
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…僕? もちろんやりましたよ。深夜テンションで、寝不足です。
桃源暗鬼アニメをより楽しむ見どころポイント
「展開知ってるのに、なんでこんな刺さるの…?」
──僕が『桃源暗鬼』のアニメ観てて、何度もつぶやいたやつです。
原作読了勢でも、“アニメで初めて感情に刺さる瞬間”って、あるんですよね。
✔️再視聴方法: BS日テレ、TVerなどでも随時再放送・配信中
✔️見どころ: 声優演技/BGM演出/カット構成/光と影の演出が秀逸
声優陣の“感情の乗せ方”がエグい
まず、一ノ瀬ロクロ役の大塚剛央さん。
“怒り”と“悲しみ”が共存する演技って、あんなリアルにできるんですね…いやほんと凄い。
矢颪(CV:石川界人)や帆稀(CV:早見沙織)との掛け合いも、言葉じゃなく“息”で伝わってくる感じがあって…
僕なんか、セリフより呼吸に泣かされましたよ。
BGMの“なさ”が逆に刺さるときある問題
BGMが止まって、足音と息遣いだけが響く演出──
…心臓の音、聞こえませんでした?
「暴走」や「覚醒」の瞬間って、派手さよりも“沈黙の重み”が効くんだって、あのシーンで再確認しました。
カット割りと光の演出が神がかってた
あと、戦闘シーンで一瞬“止まる”カットあるじゃないですか。
あれ、完全にマンガのコマを読み返す感覚なんですよ。
光と影のコントラストも絶妙で、「あ、この一枚絵、壁紙にしたい…」って何度思ったことか。
感情演出の“ズレ”がじわじわ効いてくる
僕が特に刺さったのは、セリフの内容と、キャラの目線がちょっとだけズレてる時。
「これ泣く流れやろ」って予感してるのに、泣かせる気配を隠してくるあの演出…
…ほんともう、「いや、こっちの感情ぐっちゃぐちゃなんですが?」って何度言ったか。
もし見逃しちゃっても、ABEMAやBS日テレでの再視聴があるのでご安心を。
でもできれば、リアタイで“あの演出の衝撃”を一緒に味わってほしいんですよ。
…いやほんと、深夜なのに心拍数上がりっぱなしでしたから。
まとめ:桃源暗鬼のアニメは“始まりの布石”。ここから本番
『桃源暗鬼』のアニメ、観てるとつい思うんです。
「もうけっこう進んだよな?」って──でも、なんかまだ、“終わりが近い感”がしない。
むしろ、ここから一段ギアが上がる気配がして…その空気にゾクッとしてる僕がいます。
・アニメは公式に2クール(全24話)で進行中
・描かれるのは京都編〜四天王戦編が中心、写楽編へ向かう布石あり
・原作は25巻まで刊行中で、アニメの続きもすぐ読める
・ABEMAやBS放送で配信/再視聴も充実
・「どこまで暴れる?」という問いの先には、“まだ見ぬ戦い”と“感情の地雷原”が待ってる
“物語のコア”は、むしろこれから
たぶんこのアニメって、“本番はここから”なんですよね。
練馬編、雪山修行、四天王戦、写楽編──どれも、それぞれの“物語の核心”が見えてくるパートで。
キャラたちが何を背負ってるのか、それをどう乗り越えるのか。
言い換えれば、「感情がぶつかり合う場面」がこれから一気に増えていくわけです。
仲間って、なんだったっけ?
原作読んでるとわかるんですが、「仲間」って言葉がどんどん曖昧になるんですよ。
裏切り、葛藤、そして覚悟。
誰を信じて、何を信じて、自分の“暗鬼”をどう受け入れるか──っていう、感情の迷路に放り込まれていく感じ。
それって、“バトル漫画”というより“感情戦”なんですよね。
拳よりも、目線と沈黙が刺さるタイプの戦い。
そして僕らは、その真っ只中に連れて行かれてる最中──…なんだと思います。
この布石が、やがてあなたを撃ち抜く
今はまだ、すべてが“始まりの布石”。
でも、この布石の意味に気づくのは、たぶん最後まで観たあとなんです。
「あのセリフ、そういうことだったの!?」って、後から全部つながる──
そんな“爆弾”が静かに埋まってるアニメだと思ってます。
僕はこの作品を、「感情のピースを撒いてくるアニメ」だと思ってます。
全部が揃ったとき、たぶんあなたの中で、何かが繋がるはず。
あなたは、どう感じましたか?
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