真・侍伝YAIBAの主題歌は誰？OP・BGMの音楽情報まとめ

話題のTVアニメ『真・侍伝YAIBA』が、2025年春より読売テレビ・日本テレビ系で放送スタート。原作・青山剛昌による不朽の名作が、現代のアニメーション技術と新たな音楽で蘇ります。

作品を彩る主題歌には、熱いロックサウンドで知られるBLUE ENCOUNTが起用され、OPテーマ「BLADE」は疾走感あふれる楽曲として注目を集めています。一方、EDテーマ「pineapple tart」は音羽-otoha-による繊細で温かなナンバーに仕上がっており、物語の余韻をやさしく包み込みます。

また、劇中BGM（劇伴）を担当するのは映画・ドラマ音楽で高い評価を得る作曲家・やまだ豊。主題歌の担当アーティストやOP曲名、BGMの作曲者といった視点から、『真・侍伝YAIBA』の音楽面の魅力を詳しく解説します。

真・侍伝YAIBAの主題歌はBLUE ENCOUNTが担当！

2025年春放送のTVアニメ『真・侍伝YAIBA』の主題歌には、熱いライブパフォーマンスと心揺さぶる歌詞で知られるロックバンドBLUE ENCOUNTが起用されました。

彼らが手がけるオープニングテーマは、アニメの世界観と絶妙にシンクロする仕上がりとなっており、すでに多くの視聴者から注目を集めています。

オープニング映像との相乗効果により、作品の導入部分から視聴者の心を一気に引き込む力を持った楽曲です。

オープニングテーマ曲は「BLADE」

オープニングテーマのタイトルは「BLADE」。

鋭さと力強さを感じさせるこのタイトルには、『真・侍伝YAIBA』の主人公・鉄刃（くろがねやいば）の剣技や精神性を象徴する意味が込められています。

ロックバンドとしてのサウンドの鋭さと、アニメの剣劇アクションが見事に融合したナンバーで、放送開始前から話題になっていました。

出典：Youtube（BLUE ENCOUNT Official YouTube Channel）

田邊駿一のコメントと楽曲に込めた想い

BLUE ENCOUNTのボーカル・ギター担当の田邊駿一さんは、主題歌を担当するにあたり次のようにコメントしています。

偉大なる名作『YAIBA』の主題歌を任せていただくことに、とても大きな喜びと責任を感じています。鋭き刃のような信念は、きっと闇を断ち斬る——その思いを音に込めました。

この言葉からもわかる通り、「BLADE」には主人公の内に秘めた信念や戦いの意志が込められており、それが視聴者に強く訴えかけてきます。

アニメを象徴するナンバーとして、「BLADE」は放送を重ねるごとにさらに多くの支持を集めていくことでしょう。

エンディングテーマは音羽-otoha-の「pineapple tart」

『真・侍伝YAIBA』の物語をやさしく締めくくるエンディングテーマには、シンガーソングライター音羽-otoha-が起用されています。

彼女が手がけた楽曲「pineapple tart」は、エモーショナルでどこか懐かしさを感じさせるメロディと、心にそっと寄り添うような詞が印象的です。

バトル中心の物語のあとに流れるこの曲は、視聴者の心を落ち着かせる“癒やしの時間”を演出してくれます。

女性アーティストならではの繊細な表現

音羽-otoha-は、自らが作詞・作曲・歌唱をすべて担っており、その繊細な感性が楽曲全体にあふれています。

柔らかな歌声と、細やかな言葉選びによる詩の世界観は、女性アーティストならではの魅力といえるでしょう。

とくにストリングスの使い方やコード展開に、彼女の独自の音楽的センスが光っており、ファンからは「EDだけで泣ける」との声も多数寄せられています。

出典：Youtube（SHOPRO）

キャラクター「さやか」の視点を重ねた歌詞世界

この「pineapple tart」という楽曲には、作品内で重要なポジションを担うキャラクター、峰さやかの視点が色濃く反映されています。

音羽はインタビューで「さやかの心の揺れや、YAIBAとの関係性を想像しながら詞を書いた」と語っており、その言葉通り、日常のかけがえのなさや、誰かを信じる気持ちが詩の随所に描かれています。

エンディングテーマでありながら、物語の余韻を深める役割も果たすこの曲は、作品世界をより一層豊かにしていると言えるでしょう。

YAIBAのOP曲「BLADE」はどんな楽曲？

オープニングテーマとして注目されている「BLADE」は、BLUE ENCOUNTが手がけた渾身のロックナンバーです。

アニメ『真・侍伝YAIBA』の剣劇アクションやキャラクターたちの熱いドラマを象徴するような、エネルギッシュで鋭さのあるサウンドに仕上がっています。

物語の導入としてふさわしい高揚感とスピード感が詰め込まれており、毎話冒頭で聴くたびに視聴者の気持ちを盛り上げてくれます。

疾走感あふれるロックナンバーとして話題

「BLADE」は、イントロから一気に駆け抜けるようなテンポの速さと、力強いドラム＆ギターリフが特徴の疾走系ロックです。

剣を交えるシーンを想起させる緊張感のあるサウンドと、BLUE ENCOUNTならではの感情のこもったボーカルが見事に融合しています。

サビでは「刃のような想いで闇を切り裂く」というフレーズが心に突き刺さり、まさにYAIBAの戦う姿を音で体現した楽曲といえるでしょう。

PV映像とともに先行公開されファン熱狂

この「BLADE」は、アニメ放送に先駆けてYouTube上でPV映像とともに先行公開され、大きな話題を呼びました。

PVでは、鉄刃（やいば）や峰さやか、鬼丸猛といった主要キャラクターたちのバトルシーンが高速テンポで展開され、「BLADE」のサウンドと映像がシンクロする爽快感が高く評価されています。

コメント欄には、「オープニングだけでテンション爆上がり！」「この曲でYAIBAの世界に一気に引き込まれた」といった熱い声が多数寄せられており、アニメファンと音楽ファンの両方を魅了する楽曲となっています。

真・侍伝YAIBAのBGMは作曲家・やまだ豊が担当

『真・侍伝YAIBA』の劇伴（BGM）を担当するのは、数々の実写映画やアニメ作品で知られる作曲家・やまだ豊さんです。

物語のシーンに深みを与える劇伴音楽は、視聴体験において非常に重要な要素のひとつであり、やまだ氏の起用はファンの間でも大きな話題となっています。

アクションから感動シーンまで、YAIBAの世界をより立体的に描き出す音楽が高く評価されています。

実写映画・アニメの音楽で定評ある実力派

やまだ豊さんは、映画『キングダム』シリーズやドラマ『MOZU』、アニメ『東京リベンジャーズ』など、ジャンルを問わず幅広い作品で音楽を手がけてきた実力派の作曲家です。

重厚感のあるオーケストレーションと、緻密に計算されたサウンド設計を得意とし、映像との親和性の高さに定評があります。

今回の『真・侍伝YAIBA』では、原作の持つスピード感とダークファンタジー的な要素を、音楽面からさらに際立たせる役割を担っています。

YAIBAの世界観を彩る多彩なサウンド構成

やまだ氏が本作のために制作したBGMは、バトルシーンを盛り上げる激しい曲調から、日常の情景を彩る穏やかな旋律まで幅広く展開されています。

特に剣戟アクションと融合する緊迫感あるリズムパートは、視聴者をその場に引き込む迫力を生み出しています。

また、さやかや十郎といったキャラクターごとのテーマ曲も制作されており、音楽を通してキャラクターの心情や物語の流れがより明確に感じられるよう工夫されています。

真・侍伝YAIBAを彩る主題歌とBGM──音楽で感じる世界観の魅力

アニメ『真・侍伝YAIBA』では、ストーリーや作画と並んで、音楽面も作品の魅力を引き立てる重要な要素となっています。

BLUE ENCOUNTによる主題歌「BLADE」、音羽-otoha-が歌うEDテーマ「pineapple tart」、そしてやまだ豊による劇伴音楽──それぞれが物語と絶妙にリンクし、視聴者をYAIBAの世界へと誘います。

音楽を通してキャラクターの心情やシーンの緊張感を感じ取ることができる点も、本作の大きな魅力です。

作品を音楽から味わう楽しみ方とは？

アニメの楽しみ方は映像や物語だけにとどまりません。『真・侍伝YAIBA』では、シーンごとに流れるBGMや主題歌の歌詞を意識して見ることで、物語の奥行きやキャラクターの心情にさらに共感しやすくなります。

たとえば「BLADE」のサビが流れる戦闘シーンでは、YAIBAのまっすぐな意志が音としても伝わってくるように感じられます。

一方、「pineapple tart」では、ED映像とともにさやかの揺れる気持ちを静かに描写しており、物語の余韻を味わうひとときとして大切にしたい時間となっています。

配信・CDリリース情報もチェックしよう

主題歌とEDテーマは、いずれも2025年3月31日より主要音楽配信サービスにて先行配信がスタートしています。

「BLADE」はBLUE ENCOUNTの5thアルバム『Alliance of Quintetto』に収録されており、ファンにはたまらない内容になっています。

また、音羽-otoha-の「pineapple tart」は、2025年5月28日発売予定のEP『sukimakaze』に収録される予定で、CD派のリスナーにも嬉しいリリース情報です。