アニメ『ブラックトーチ』、弐郎と羅睺の組み合わせがマジで熱い。
動物と話せる少年と、伝説級の物ノ怪。最初はまったく噛み合わなかった二人が、命を預け合う相棒になっていく。
そこに忍術、物ノ怪、異能バトルまで重なってくるんだから、続きを待てるわけがない。
アニメを見ながら、「原作漫画のどこまで進んだ?」「続きは何巻・何話から読めばいい?」と気になった人も多いだろう。
原作漫画『BLACK TORCH』は、全5巻・全19話で完結している。2026年8月1日に放送されたアニメ第5話までの内容は、原作第2巻の序盤にあたる第5話付近までが目安だ。
ただし、アニメでは場面の順番や会話の長さが調整されるため、原作と完全に同じ区切りで進むとは限らない。
続きを取りこぼさず楽しみたいなら、第2巻の最初から読むと安心だ。
この記事では、アニメ『ブラックトーチ』が原作の何巻・何話まで進んでいるのかを整理する。さらに、アニメの続きが読める場所や、カットされた描写、戦闘演出など漫画との違いも紹介していく。
この記事でわかること
※本記事は2026年8月6日時点の放送内容をもとにしています。アニメの放送に合わせて、原作対応範囲を更新します。
アニメ『ブラックトーチ』は原作のどこまで進んだ?
アニメ『ブラックトーチ』は、2026年8月1日に第5話まで放送された。ここまでの物語は、原作漫画第2巻の序盤にあたる第5話付近までが目安になる。
弐郎と羅睺が出会う導入を越え、公儀隠密局や新たな仲間が本格的に物語へ入り始めた段階だ。
つまり、まだ序盤。
だが、ここから一気に熱くなる。
原作では、弐郎と羅睺の出会いを描く第1話から物語が始まり、弐郎が公儀隠密局と関わりながら「黒の灯火」の一員になっていく。
アニメ第5話までを見ると、作品の世界観や基本設定が提示され、弐郎が仲間や任務と向き合い始めるところまで進んでいる。
弐郎と羅睺が出会っただけでは、『BLACK TORCH』の入口に立ったにすぎない。
物ノ怪を取り締まる組織。それぞれ異なる考え方を持つ仲間。人間と物ノ怪の間にある、簡単には埋まらない溝。
ここから物語の射程が広がり、戦いの火力も上がっていく。
2026年8月6日時点の原作対応範囲
アニメと漫画では、必ずしも「アニメ1話につき原作1話」という形で進むわけではない。
原作の一部を前後させたり、説明を短くしたり、戦闘を膨らませたりする場合がある。そのため、続きだけを狙って読むと、小さな会話や描写を飛ばす可能性もある。
アニメ第5話を見たあとに原作へ移るなら、第2巻の冒頭から読み始める方法がおすすめだ。
早く先へ進みたい気持ちはわかる。
いやもう、俺だって次のページを最速でめくりたい。
だが『BLACK TORCH』は、戦闘の勝敗だけを追う作品じゃない。弐郎が仲間とどう関わり、羅睺が人間をどう見るようになるのか。その変化が、何気ない会話や表情に刻まれている。
数ページ戻るだけで、その後の一撃がもっと重くなる。
ここは飛ばさず、じっくり浴びてほしい。
アニメ『ブラックトーチ』第1話は原作第1巻の第1話
アニメ第1話は、原作第1巻に収録された第1話「未来は俺等の手の中」を中心に描かれている。
忍の末裔として祖父に育てられた高校生・我妻弐郎は、動物と会話できる不思議な力を持っている。
ある日、弐郎は森の中で傷ついた黒猫を発見する。その黒猫こそ、長い時を生きてきた物ノ怪・羅睺だった。
追手から羅睺を守ろうとする弐郎。しかし、相手は普通の人間が立ち向かえるような存在ではない。
それでも弐郎は退かない。
自分が傷つくかもしれない。相手は人間ですらない。そんな理由で見捨てるという選択肢を、あいつは最初から持っていないんだ。
危うい。
でも、どうしようもなく熱い。
弐郎と羅睺の出会いは、単なる主人公と相棒の顔合わせではない。人間を信用していなかった羅睺の価値観を、弐郎の行動が力ずくで揺らした瞬間でもある。
「未来は俺等の手の中」という題名も、ここでズドンと刺さる。
与えられた運命に従うのではなく、自分たちの手で先を選ぶ。その姿勢は、物語の最後まで弐郎と羅睺をつなぐ芯になっていく。
アニメ第2話から第5話は原作第1巻後半から第2巻序盤が中心
アニメ第2話以降では、羅睺を狙う物ノ怪だけでなく、人知れず怪異を取り締まる公儀隠密局が物語へ本格的に関わってくる。
弐郎が羅睺の力を宿したことで、それまでの生活は完全に変わった。
昨日まで動物と話せる少し変わった高校生だった男が、突然、人間と物ノ怪の均衡を左右する存在になる。
人生の急カーブがエグい。
しかも、弐郎を待っていたのは「特別な力を得た主人公」として歓迎される展開ではない。
羅睺の力を危険視する者。利用しようとする者。物ノ怪そのものを信じない者。
それぞれの立場から視線を向けられ、弐郎は自分の意思を試されていく。
第5話までの範囲では、こうした組織や仲間との関係が形になり始める。原作漫画では、第1巻の後半から第2巻序盤にかけて描かれる部分だ。
第2巻には原作第5話「証言」が収録されている。アニメ第5話まで見た人が漫画の続きを追う場合は、この第5話付近が境目になる。
ただし、アニメで原作第5話のすべてが消化されているとは限らない。
場面の配置や人物同士のやり取りが調整されている場合もあるため、第2巻の途中から読むより、巻頭から読み直したほうが流れをつかみやすい。
アニメ『ブラックトーチ』の原作対応表
アニメ各話と原作漫画のおおよその対応範囲を、一覧で整理した。
話数の境目は完全に一致しない場合もあるが、続きを読む位置を決める目安として使える。
| アニメ | 漫画の対応範囲 | 収録巻 | 物語の主な動き |
|---|---|---|---|
| 第1話 | 原作第1話 | 第1巻 | 弐郎と羅睺の出会い |
| 第2話 | 原作第2話付近 | 第1巻 | 羅睺の力を巡る状況が動き始める |
| 第3話 | 原作第3話付近 | 第1巻 | 公儀隠密局との関係が深まる |
| 第4話 | 原作第4話付近 | 第1巻~第2巻 | 新たな仲間や立場が描かれる |
| 第5話 | 原作第5話付近 | 第2巻 | 「黒の灯火」としての物語が進む |
原作漫画の第1巻には、弐郎と羅睺の出会いから、公儀隠密局との接触を通じて新たな立場へ踏み込んでいく流れが収録されている。
第2巻では、「黒の灯火」の一員となった弐郎が、仲間とともに物ノ怪へ立ち向かう展開へ入る。
アニメ第5話までで、物語はちょうどこの第2巻序盤へ差しかかった形だ。
つまり、まだ全体の序盤。
原作は全19話なので、アニメ第5話時点では単純な話数で見ても4分の1ほどだ。
弐郎と羅睺の本当の試練も、物ノ怪たちが抱える因縁も、ここからさらに深くなる。
「もう結構進んだな」と思った人、油断するな。
火がついたのは、ここからだ。
アニメ『ブラックトーチ』の続きは漫画の何巻・何話から読める?
アニメ第5話まで見たあと、その続きを漫画で読みたい場合は、第2巻に収録されている原作第5話付近から読み進めると物語をつなげられる。
ただし、アニメと漫画の区切りは完全に同じではない。取りこぼしを避けるなら、第2巻の最初から読むのがわかりやすい。
アニメ第5話を見たあとの読み方
第1巻から読み直す価値も十分にある。
物語の大筋が同じでも、漫画ではコマとコマの間を自分の速さで読める。
弐郎の表情で一度止まり、羅睺の言葉を噛みしめ、黒く塗られた画面の圧に飲まれる。
アニメは時間が前へ進む。
漫画は、自分が刺された場所で止まれる。
これがデカい。
アニメで声を知ったあとに原作を読むと、弐郎と羅睺の会話が頭の中で再生される。
逆に原作を先に読めば、モノクロで描かれた忍術や妖力を、アニメがどう動かしたのかという答え合わせも楽しめる。
続きを追うだけなら第2巻からで足りる。
だが、『BLACK TORCH』の熱を丸ごと受け止めたいなら、第1巻から読み返してほしい。
全5巻なので、一気読みの負担も大きくない。気づいた頃には、最終巻を開いているはずだ。
アニメ『ブラックトーチ』は原作全5巻のどこまで描く?
原作漫画『BLACK TORCH』は全5巻・全19話で完結している。
分量だけを見れば、アニメ1クールで原作最終話まで描くことも不可能ではない。ただし、第5話までの進み方を見ると、最後まで描くには後半でペースを上げる必要がある。
2026年8月6日時点では、アニメが原作の最後まで描くと公式に明言された情報は確認できない。
原作全19話を全12話前後で映像化する場合、アニメ1話につき原作約1.5話を進めれば、最終話まで届く計算になる。
一方、第5話までが原作第5話付近のペースなら、現状は原作1話をアニメ1話ほどの速度で丁寧に描いている。
このまま同じ速度が続けば、1クールでは原作の途中までになる可能性もある。
ただし、物語が進むにつれて戦闘場面が増えれば、漫画では多くのページを使っていたアクションを、映像ではテンポよく見せられる。
後半から原作の消化速度が上がる展開も考えられる。
原作最終話まで描くには後半のペースアップが必要
第5話時点で原作第5話付近まで進んでいるとすると、原作は残り14話ある。
仮にアニメが全12話なら、残された7話で原作14話分を描く必要がある。
単純に考えると、後半はアニメ1話あたり原作2話ほどを消化するペースだ。
不可能な速度ではない。
『BLACK TORCH』の原作は一話ごとのページ数が多く、前半には世界観や組織を説明する会話も多い。
登場人物やルールの説明が整った後半では、戦闘を中心に展開が加速するため、アニメ側も複数話をまとめやすくなる。
ただし、原作終盤は弐郎と羅睺の関係にとって重要な場面が連続する。
そこを高速道路みたいに駆け抜けたら、さすがにもったいない。
作画班も演出班も、あの場面には呼吸する時間をくれ。
本当に頼む。
原作の最後まで描くのか、物語の区切りがいい場所で第1期を終えるのかは、今後の放送ペースから少しずつ見えてくるだろう。
原作の途中で終わる場合は第3巻前後が候補になる
アニメが原作1話を1話ずつ丁寧に映像化する構成を保つなら、第1期は原作第3巻前後まで進む可能性がある。
第3巻以降では、弐郎たちの前にさらに強力な物ノ怪が現れ、物語の対立構造も大きくなる。
序盤で築いた仲間関係を使い、本格的なチーム戦へ踏み込んでいく段階だ。
アニメ第1期の締めとして、次の戦いを予感させる地点で止める構成も成立する。
一方、原作が全5巻とまとまっていることを考えれば、途中で止めずに完結まで描き切る判断にも説得力がある。
今後注目したいのは、アニメ1話で原作何話分を扱うようになるかだ。
第6話以降で消化速度が上がれば、全5巻を映像化する可能性も高まってくる。
原作の残り話数は少ない。
だが、残っている感情は軽くない。
弐郎と羅睺がどこまで一緒に走るのか。
アニメがその先へ踏み込んだ瞬間、全員正座だ。
アニメ『ブラックトーチ』と漫画の違いを解説
アニメ『ブラックトーチ』と原作漫画は、弐郎と羅睺を中心にした物語の流れを共有している。
ただし、漫画のコマをそのまま動かした作品ではない。
映像として見やすくするため、場面のつなぎ方、会話の間、戦闘の速度などが再構成されている。
原作者のタカキツヨシ先生も、アニメの設定や絵コンテを監修し、原作を尊重しながら映像作品として再構築されているとコメントしている。
声、音、動き、色。
漫画にはなかった要素が加わることで、同じ物語でも受ける印象は変わる。
アニメは時間と音で感情を運び、漫画は線と余白で視線を止める。
どちらが上という話ではない。
刺し方が違うんだ。
アニメ『ブラックトーチ』は場面の流れがわかりやすく再構成されている
漫画では、読者が自分の速さでページをめくれる。
会話をじっくり読むこともできれば、戦闘シーンを一気に駆け抜けることもできる。
一方、アニメには決められた放送時間がある。一話の中で盛り上がりを作るため、会話や戦闘の順番、場面の切り替え方が映像向けに整えられる。
漫画では数コマに分かれていた説明を、アニメでは表情や背景、短いセリフで伝えられる。
逆に、漫画では一瞬だった動きを膨らませ、戦闘の見せ場として長く描くこともできる。
この再構成によって、初めて『BLACK TORCH』を見る人でも、弐郎が置かれた状況や公儀隠密局の立場を追いやすくなっている。
弐郎は羅睺と出会ったことで、知らなかった世界へ一気に放り込まれる。
視聴者も弐郎と同じ目線で物ノ怪や隠密局を知っていくため、説明が詰まりすぎると物語の勢いが止まってしまう。
そこで、情報を会話と映像へ振り分ける。
ただ削るのではなく、伝わる形へ組み直す。
ここがアニメ版の再構成を見るうえで大事なポイントだ。
漫画『BLACK TORCH』では細かな会話や表情を自分の速さで追える
漫画の強みは、キャラクターの小さな表情や間で立ち止まれることだ。
弐郎は口調が荒く、考えるより先に体が動く。
感情もわかりやすく表へ出るタイプに見える。
しかし、原作をじっくり読むと、その勢いの奥にある迷いや不安も見えてくる。
自分の力で羅睺を守れるのか。物ノ怪の力を宿した自分は、周囲からどう見られているのか。
それでも、自分が信じた相手を最後まで信じられるのか。
弐郎は何も考えずに突っ込んでいるわけじゃない。
怖さも迷いもある。
それを抱えたまま、前へ出る。
この青臭さが、マジで熱い。
羅睺も同じだ。
長い時を生きてきた物ノ怪として、人間を簡単には信用しない。
力も知識も弐郎よりはるかに上で、言葉にも強者としての余裕がある。
それでも弐郎と過ごすうちに、羅睺の表情や反応は少しずつ変わっていく。
漫画なら、その変化をコマの中で好きなだけ見つめられる。
セリフのない一瞬にも、二人の距離が縮まったことが刻まれている。
戦闘の先だけ知りたい人には、小さな描写に見えるかもしれない。
だが、この積み重ねがあるから、弐郎と羅睺が互いのために動く場面が心臓を持っていく。
相棒ものが好きな人、ここで逃げ道は消えたぞ。
アニメ『ブラックトーチ』では声優の演技が弐郎と羅睺の関係を際立たせる
アニメと漫画の大きな違いのひとつが、キャラクターの声だ。
漫画では、弐郎の勢いのある言葉も、羅睺の落ち着いた言葉も、読者が頭の中で音を想像する。
アニメでは、その言葉に声優の呼吸や強弱が加わる。
弐郎の怒鳴り声には、乱暴さだけでなく、相手を放っておけない性格がにじむ。
羅睺の低く落ち着いた話し方からは、長く生きてきた存在としての重みが伝わってくる。
同じセリフでも、言葉の前にどれだけ息を置くか、語尾をどれだけ強くするかで印象は変わる。
特に弐郎と羅睺の掛け合いは、声がつくことでテンポがはっきりする。
弐郎が感情のまま前へ出る。
羅睺が一段引いた視点から返す。
それでも最後には、羅睺のほうが弐郎の無茶へ付き合っている。
この温度差、ニヤつくよな?
漫画では厳しく感じた言葉が、アニメでは相手を気にかけているように聞こえることもある。
声が加わることで、二人の関係はより直感的に伝わってくる。
アニメ『ブラックトーチ』では音楽と効果音が戦闘の緊張感を高める
『BLACK TORCH』は、現代を舞台にした忍と物ノ怪のバトル作品だ。
忍術を使った高速戦闘。人間とは異なる力を持つ物ノ怪。弐郎と羅睺の力が重なったときの爆発力。
これらがアニメになると、動きだけでなく音も加わる。
攻撃が空気を切る音。地面へ着地した衝撃。妖力が立ち上がるときの不穏な響き。
漫画では頭の中で補っていた音が、アニメでは画面から直接飛んでくる。
静かな場面から戦闘へ切り替わる瞬間に音楽が立ち上がると、体まで緊張する。
いやもう、心臓にエスプレッソをぶち込まれたみたいになる。
原作のコマでは一瞬に見えた攻防も、アニメでは攻撃を繰り出すまでの溜めや、相手が反応する時間まで描ける。
誰がどこに立ち、どの方向から攻撃し、どう避けたのか。
戦闘の位置関係もつかみやすい。
アクションの動きを追いたい人には、アニメのわかりやすさが大きな魅力になる。
漫画『BLACK TORCH』では黒を生かした画面の迫力を楽しめる
漫画版『BLACK TORCH』を語るなら、黒の表現は外せない。
羅睺の黒い毛並み。夜の闇。物ノ怪からあふれる妖気。忍術の軌道。
白い紙面へ黒が大きく置かれることで、視線が一気に吸い込まれる。
色がないから物足りないのではない。
色を絞っているからこそ、黒が感情を持って襲ってくる。
敵の力が広がる場面では、黒が画面を侵食していくように見える。
羅睺の力が解放される場面では、黒い線そのものが速度や重さを伝える。
アニメでは色彩や光、動きによって表現される部分を、漫画では線の太さや黒の面積で見せている。
ページをめくった瞬間、大きな黒い画面が現れる。
あれは反則だ。
音がないのに、轟音が聞こえる。
動いていないのに、次の瞬間には斬られている気がする。
アニメで展開を知っていても、原作漫画の画面は別の角度から刺さってくる。
アニメ『ブラックトーチ』では色によって物ノ怪の世界を把握しやすい
原作漫画はモノクロだからこそ黒が際立つ。
一方、アニメには色がある。
キャラクターの髪や衣服、忍術の光、物ノ怪の妖力、昼と夜の空気まで、色によって区別できる。
特に複数の人物や能力がぶつかる戦闘では、誰の攻撃なのか、どこまで力が広がっているのかを把握しやすい。
黒猫姿の羅睺も、周囲の色が加わることで存在感が変わる。
日常の中では、一見すると普通の黒猫だ。
だが、物ノ怪として力を見せた瞬間、画面の空気そのものが変わる。
かわいい黒猫と、伝説級の物ノ怪。
この落差が映像で迫ってくるんだから強い。
羅睺、お前その姿でその威圧感はズルいって。
アニメでは漫画の説明が映像や動きに置き換えられることがある
漫画では、登場人物の状況や能力をセリフ、モノローグ、説明文で伝えられる。
アニメでは、それらをすべて読み上げるとテンポが遅くなるため、映像だけで意味を伝える場合がある。
相手の視線が動く。手元へ力が集まる。周囲の人物が距離を取る。地面へ攻撃の痕跡が残る。
こうした描写があれば、「危険な力だ」と説明しなくても視聴者には伝わる。
そのため、漫画にあった言葉がアニメで出てこない場合でも、情報そのものが消えたとは限らない。
セリフではなく、絵や動きへ置き換えられていることがある。
反対に、初見ではわかりにくい設定を補うため、アニメで短い会話が加わる場合もある。
違いを見るときは、セリフが同じかどうかだけでなく、その場面が何を伝えようとしていたのかまで追うと面白い。
アニメオリジナルの展開より原作を生かした再構成が中心
アニメ『ブラックトーチ』は、原作者が設定や絵コンテを監修している。
そのため、物語を別作品のように変える大規模な改変よりも、原作の魅力を映像で伝えるための再構成が中心と見ていい。
場面の順番が前後した。会話が短くなった。戦闘が長くなった。
こうした変化があっても、それだけで原作から離れたとはいえない。
漫画とアニメでは、物語を届ける方法が違うからだ。
漫画なら、読者はセリフを読み返せる。
アニメなら、表情が変わる一瞬や声の揺れを使える。
大切なのは、弐郎が何を信じて動いたのか、羅睺との関係がどう変わったのか、その場面の芯が守られているかどうかだ。
原作どおりの言葉でも、感情が伝わらなければ弱い。
少し形が変わっても、キャラクターの芯が刺されば強い。
原作を知っている人は、変更部分を間違い探しのように見るだけでなく、「なぜ映像ではこの形にしたのか」まで考えてみてほしい。
制作側の工夫が見えた瞬間、同じ物語をもう一段深く楽しめる。
『ブラックトーチ』の原作漫画は全5巻・全19話で完結
原作漫画『BLACK TORCH』は、全5巻・全19話で完結している。
第1巻には第1話「未来は俺等の手の中」から第3話「WHAT’S MY NAME?」まで、第2巻には第4話「たりないふたり」から第7話「BLACK BOX」までが収録されている。
最終巻となる第5巻には、第16話「サイの角のようにただ独り歩め」から第19話「ONCE AGAIN」までを収録。
弐郎と羅睺の物語を、最後まで見届けられる。
| 単行本 | 収録話 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 第1巻 | 第1話~第3話 | 弐郎と羅睺の出会い、公儀隠密局との接触 |
| 第2巻 | 第4話~第7話 | 「黒の灯火」の結成と初任務 |
| 第3巻 | 第8話~第11話 | 新たな物ノ怪との戦い |
| 第4巻 | 第12話~第15話 | 弐郎と羅睺を揺るがす大きな転機 |
| 第5巻 | 第16話~第19話 | 天鬼との最終局面 |
全5巻なので、何十巻も買いそろえる必要はない。
アニメの続きから読み始め、そのまま最終話まで一気に駆け抜けることもできる。
むしろ、巻数が少ないから止めどころがない。
「少しだけ続きを確認しよう」と第2巻を開く。
気づけば第3巻。
弐郎と羅睺の関係が揺れ、第4巻を閉じられない。
そして最終巻を持ったまま、「ここまで来たら最後まで見届けるしかない」となる。
わかるだろ?
全5巻という長さは、熱が冷める前に物語を最後まで浴びられる絶妙な分量だ。
各巻の詳しいあらすじや漫画版の魅力、全5巻で完結した背景が気になる人は、以下の記事でも詳しく紹介している。
『ブラックトーチ』の漫画は面白い?全5巻のあらすじや打ち切り説を解説
『ブラックトーチ』はアニメと漫画のどちらがおすすめ?
『ブラックトーチ』は、アニメと漫画のどちらから入っても物語の中心を楽しめる。
戦闘の動きや声を浴びたいのか。原作独自の絵や細かな描写を味わいたいのか。
求めるものによって、向いている楽しみ方は変わる。
時間があるなら、両方に触れてほしい。
アニメで音と動きを浴び、漫画で黒と余白に刺される。
同じ場面なのに、二度やられるぞ。
アニメ『ブラックトーチ』が向いている人
アニメは、忍術や物ノ怪の力を動きで見たい人に向いている。
『BLACK TORCH』には、人間同士の格闘だけでなく、物ノ怪の妖力を使った大規模な攻撃も登場する。
技が発動するまでの動きや、攻撃がぶつかったときの衝撃を直感的に楽しめるのは、アニメの強みだ。
弐郎の無鉄砲な勢いも、羅睺の落ち着いた存在感も、声がつくことでよりつかみやすい。
まずは一発、動く弐郎と羅睺を浴びろ。
そこから戻れなくなったら、もう仲間だ。
漫画『BLACK TORCH』が向いている人
漫画は、タカキツヨシ先生の絵やキャラクターの細かな反応を、自分の速度で味わいたい人に向いている。
漫画は、ページをめくらない限り時間が進まない。
好きなセリフで止まれる。見開きの戦闘場面を何度でも見直せる。
キャラクターの目線や手の動きに気づいたら、前のページへ戻ることもできる。
特に、黒を大胆に使った戦闘場面は漫画版ならではだ。
画面を覆う妖力。激しく交差する線。白い余白へ飛び込んでくる黒。
静止画なのに速い。
音がないのにうるさい。
この矛盾みたいな迫力を味わいたいなら、原作漫画を開いてほしい。
アニメの続きだけでなく漫画第1巻から読む価値もある
アニメ第5話の続きだけを知りたいなら、漫画第2巻から読める。
それでも、第1巻からの読み直しをすすめたい理由がある。
アニメで弐郎と羅睺の声を知ったあとに原作第1話を読むと、最初の出会いから受ける印象が変わるからだ。
羅睺の警戒。弐郎の迷いのなさ。互いをほとんど知らない二人が、命に関わる選択をする。
その後の関係を知っているからこそ、「この時点ではまだ他人だった」という事実が重くなる。
初見では物語の始まりとして通り過ぎた場面が、読み返すと相棒の原点に見える。
これが再読の破壊力だ。
一度目は先が気になって読む。
二度目は、二人がどこから始まったのかを確かめるために読む。
『BLACK TORCH』は全5巻だから、この読み返しもやりやすい。
アニメの放送を待つ間に第1巻から進めても、物語の熱を保ったまま最終巻まで到達できる。
アニメ『ブラックトーチ』と原作漫画のよくある疑問
アニメの原作範囲や漫画の読み始めについて、迷いやすいポイントをまとめた。
続きを開く前に、引っかかりをここで外しておこう。
アニメ『ブラックトーチ』第5話は漫画の何巻・何話?
アニメ第5話までの内容は、漫画第2巻の序盤に収録された原作第5話付近までが目安になる。
ただし、アニメと漫画では場面の順番や区切りが完全には一致しない場合がある。
アニメ第5話の直後から自然につなげたいなら、漫画第2巻の最初から読むとわかりやすい。
アニメ『ブラックトーチ』の続きは漫画の何巻から?
2026年8月6日時点では、漫画第2巻からアニメの続きに入れる。
先の展開だけを急いで読みたい場合は、原作第5話付近を目安にするといい。
会話や構成の違いも含めて楽しみたい場合は、第2巻の巻頭から読むのがおすすめだ。
『ブラックトーチ』の漫画は全何巻・全何話?
原作漫画『BLACK TORCH』は、全5巻・全19話で完結している。
第5巻には、第16話から最終話となる第19話「ONCE AGAIN」までが収録されている。
アニメ『ブラックトーチ』は原作の最後まで描く?
原作が全5巻・全19話とまとまっているため、アニメで最終話まで描くことは可能な分量だ。
ただし、2026年8月6日時点では、アニメが原作最終話まで進むと公式に明言された情報は確認できない。
第5話までが原作第5話付近のペースなら、全12話前後で最後まで描くためには、第6話以降に原作の消化速度を上げる必要がある。
今後、アニメ1話で原作2話分ほど進む回が増えるかどうかが、最終到達地点を見るうえで重要になる。
アニメと漫画でストーリーは大きく違う?
物語の中心やキャラクターの関係を別物にするような、大幅な変更が中心ではない。
原作者のタカキツヨシ先生は、設定や絵コンテを監修し、原作を尊重しながらアニメ向けに再構築されているとコメントしている。
場面の順番、セリフの長さ、戦闘の見せ方などに違いがあっても、漫画とアニメという媒体に合わせた調整として見るのが自然だ。
アニメを見ていれば漫画第1巻は飛ばしても大丈夫?
物語の続きを追うだけなら、第1巻を飛ばして第2巻から読んでも大きな流れはつかめる。
ただし、第1巻には弐郎と羅睺の出会いや、公儀隠密局と関わるまでの細かな描写が収録されている。
漫画独自の画面や会話を楽しみたい人、二人の関係を最初から追いたい人には、第1巻からの読み直しがおすすめだ。
原作漫画を読むとアニメのネタバレになる?
アニメで描かれていない巻まで読めば、その後の敵や戦い、弐郎と羅睺の関係に関する展開を先に知ることになる。
アニメを初見のまま楽しみたい人は、放送済み範囲に対応する話まで読むと安心だ。
一方、先に原作を読んでから「この場面をアニメでどう表現するのか」を楽しむ方法もある。
先を知らずに衝撃を受けるか。
知っている場面が動く瞬間を待つか。
どちらも正解だ。
『ブラックトーチ』の原作漫画はどこで読める?
原作漫画は、集英社のジャンプコミックスとして全5巻が刊行されている。
紙の単行本のほか、電子書籍版も利用できる。
少年ジャンプ+では作品ページや各話、単行本情報を確認できるため、配信状況を確認してから読み始めるといい。
アニメ『ブラックトーチ』の原作範囲と漫画との違いを振り返る
2026年8月6日時点で、アニメ『ブラックトーチ』は第5話まで放送されている。
物語は、原作漫画第2巻の序盤にあたる第5話付近まで進んだと考えられる。
アニメの続きだけを読みたいなら、第2巻からでいい。
だが、弐郎と羅睺の始まりをもう一度見たいなら、第1巻を開いてほしい。
最初は、人間と物ノ怪。
互いのことを知らず、信用する理由もなかった。
それでも弐郎は羅睺へ手を伸ばし、羅睺は弐郎へ自分の力を託した。
その選択から、すべてが始まった。
アニメでは、声と音と動きが二人の熱を運んでくる。
漫画では、黒い線と静かなコマが、二人の覚悟を刻みつける。
どちらかだけでも面白い。
だが、両方を知ると、同じ場面の見え方が変わる。
アニメは音で殴る。
漫画は黒で斬る。
弐郎と羅睺が進む先を最後まで見届けたいなら、この熱が消えないうちに原作を開こう。
全5巻。
一気に走れる長さだ。
ただし、覚悟してくれ。
読み終えたあと、もう一度アニメ第1話へ戻りたくなるぞ。
参考情報
本記事は、アニメ公式サイト、少年ジャンプ+、ジャンプSQ.、集英社の単行本情報をもとに作成しています。アニメと漫画の対応範囲は、場面の再構成などによって完全に一致しない場合があります。アニメの最終到達地点など、公式発表が確認できない内容については、放送済みエピソードと原作の分量をもとに可能性を紹介しています。


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